フィフロー

フィフロー原液をそのまま塗ろうとしたら失敗した!口コミ

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90秒で効果を実感。塗るボトックス。」という言葉に魅せられて、フィフロー原液を購入しました。

フィフローとは

“フィフロー”は4種類のパーフルオロカーボン類を混合した原料です。水にも油にも溶けないうえに水より重く、さらに気化 しやすいという性質を持つため、化粧品原料としてはとても扱いにくく、優れた効果が認められていながらも配合されている化粧品の数が比較的少ないのはそのためと思われます。「気化しやすい」このことが製品化する上で非常にネックになっています。つまり気化することでその有効性がなくなってしまうからです。

フィフロー原液 2g

フィフロー原液2gの容器の大きさがわかるようにボールペンと並べてみました。ものすごく小さい容器で、価格は1,400~1,900円くらいです。

フィフロー原液2g
フィフロー原液2g

フィフローの特徴

フィフローは塗るだけでボトックスに替わる効果をもたらすと、フランスで開発された化粧品原料です。

フィフローを肌につけると90 秒から数分で素早く浸透していきます。そして肌の中で拡散しながら、溶かしこんだ酸素などと一緒に気化し、バルーン発想で内側から肌をふっくらと持ち上げることで、小じわなどに対する効果を発揮するといわれています。瞬間的にリフトアップし、この効果は7時間も続きます。即効性があり、使い続ければハリのあるお肌に改善されていくことが期待できます。

フィフローは肌に酸素を運ぶ

肌が酸欠状態になると、「しみ」「くすみ」「しわ」「たるみ」などさまざまな肌トラブルを起こします。 

肌に塗布することで、フィフローは表皮から浸透し、酸素を肌に運び、替わってお肌に有害な二酸化炭素を吸収し、肌の外に代謝してくれます。フィフローは肌の酸欠状態を改善し、さまざまな肌トラブルを防ぐとともに、徐々に改善していきます。

使用方法

美容液として原液を直接塗布できます。
【 化粧水 → 美容液 → 乳液 】

※そのまま美容液として使用する場合は、蒸発しやすいので、フィフローを出してすぐに気になる部分に塗布します。

フィフロー取扱の注意 

1. フィフローは水にもオイルにも溶けません。
2. 蒸発しやすいので、フィフローを使用した後、しっかりフタをしめます。
3. 手作りの美容液、乳液、クリームにフィフローを使用したい場合、密閉された特殊なエアレス容器が必要です。(気体が封入されたフィフローはこの容器を使用しないと酸素の保持量はゆっくりと着実に減っていき、酸素は空気に入れ替わってしまいます。)

 

原液を塗ろうとしたら失敗した話

手作りは面倒そうだったので、美容液として原液を直接塗布しようと考えましたが、容器から手に取り肌に塗ろうとする間に気化して、かなり無駄にしてしまいました。また一回で半分が出てしまったり、量の調整ができません。

スポイトで吸い取ることを思いついたのですが、どのくらい吸い取ったか見るためにワンテンポ置いた間にも気化してしまいました。そこで、どのくらい吸い取ったか見ないままにワンテンポも置かずスポイトの先を直接肌に乗せて、やっと塗ることができたように感じました。ように感じたという表現をしたのは、すぐに気化してしまうので塗れたかよく解らないという意味です。

それにスポイトの形状も失敗しました。写真をみるとわかると思いますが、ビンの底まで先端が届きませんでした。(スポイトを買う時は、形状に注意しましょう。)

フィフロー原液2g

塗れたかどうがわからないという状況のうちに、原液2gを消費しました。塗る行為だけでストレスを感じた化粧品は初めてです。

90秒で効果があるということだったので、試し購入で効果がわかると思っていましたが、塗るという行為にこんなに難点があるとは思いませんでした。深いシワを少しでも浅くしたいための購入でしたが、よく解らないうちに無くなってしまいました。90秒の奇跡は起こりませんでした。

手作りをする気はありませんし、原液を塗る大変さを実感したので、原液の購入は諦めました。

フィフローが配合されている化粧品を使ってみたい気持ちもありますが、配合がすくなかったり、価格が高かったりして、手頃な商品は見つかりませんでした。

 

ボルフィリンが気になる!

そこで、今気になっているのはボルフィリンです。ボルフィリンは、ハナスゲというユリ科の植物から採れる成分です。日本でボルフィリンといえばバストアップ製品でよく見る成分で、脂肪細胞のボリュームを増加する働きあります。フィフローはバルーン発想で内側から肌をふっくらと持ち上げるのですが、こちらは脂肪を増やすことによって必然的にふっくらさせます。

ボルフィリン配合商品を探すとバストアップ製品が中心であると同時に、非常に高価な成分なので、多くの手頃な価格のバストアップクリームの配合量は0.数%にも満たないと言われています。 

ボルフィリンの配合量はかなり少ないとは思いますが、以前使ったことのある「Dr.Pepti+ペプチドボリュームエッセンス」にも使われていました。

関連記事:顎の梅干し、法令線が消えた?Dr.Pepti+ペプチドボリュームエッセンス

結局、高濃度配合のボルフィリンも高価なため諦めることにしました。価格が下がることを期待します。

「Dr.Pepti+ペプチドボリュームエッセンス」はお手頃な価格なので、ボルフィリンが気になる人にはお勧めです。