フタアミンhiクリーム

【比較】フタハイクリームαとフタアミンhiクリームどう違うの?

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実家近くの薬局屋の奥さんに勧められて、数十年間「フタアミンhiクリーム」を使ってきました。ネットで購入しようとして、間違えて「フタハイクリームα」を買ってしまいました。しかもこんなに!

フタハイクリームα
フタハイクリームα 130g

肌にあわなかったらどうしよう? 早速調べてみました。

 

フタハイクリームαフタアミンhiクリーム比較

  フタハイクリーα フタアミンhiクリーム
容量 130g 130g
製造販売元 大和製薬㈱ ムサシノ製薬㈱
価格 2,000円 2,200円
分類 化粧品 薬用=医薬部外品
成分
(HPより引用)
グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸トコフェロール、ホホバ油、卵黄油、ジグリセリン、ローヤルゼリーエキス、ヒアルロン酸Na、オリザノール、トレハロース グリチルレチン酸(甘草から抽出)、ビタミンE(酢酸トコフェロール)、ホホバ油、卵黄油、グリセリン、パラベン、ミリスチン酸イソプロピル、トリエタノールアミン、プロピレングリコール、ステアリルアルコール、エデト酸塩
 用途 全身スキンケアクリーム 全身スキンケア、マッサージクリーム
使用方法 適量をてにとり、顔やからだの気になる部分によくのばして使用

適量をてにとり、顔やからだの気になる部分によくすりこんで使用

効能 皮膚の乾燥を防ぐ、保護する、水分・油分を補い保つ、うるおいを与える、柔軟性を保つ
肌を柔らげる、整える、キメを整える、ハリを与える、ツヤを与える、滑らかにする
ひげを剃りやすくする、ひげそり後の皮膚を整える

皮膚の弱い人の化粧下クリームとして皮膚をまもり化粧くずれを防ぐ
全身美容マッサージクリーム、入浴後の全身塗布クリームとして潤いのあるお肌に整える、手のあれ、お肌のあれを防ぐ
あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぎ、日やけによるしみ・そばかすを防ぎ、日やけ・雪やけ後のほてりを防ぐ
かみそりまけを防ぎ、皮膚を滑らかにする

 キャッチコピー
(HPより引用)
フタハイクリームαは水分を補給しながら肌のキメを整え、皮膚にうるおいを与え24時間保湿します。無臭性で刺激感がまったくなくクリーム自体も延びが良くベタつかないので全身用としてもお使いいただけます。ジメッとした季節から乾燥した季節まで、変わらない使用感が特徴です。色々な場面での肌荒れを防ぐには絶対おすすめです。

お肌は、しっとり、なめらか。薬用フタアミンhiクリームは、発売から30年近く愛され続けてきました。無香料・無着色、成分はそのままで、従来品よりなめらかなテクスチャーに仕上げました。
有効成分は主剤のグリチルレチン酸とビタミンE。基剤にはホホバ油、卵黄油、保湿剤のグリセリンを使用し、べとつかず、さっぱりとした薬用クリームになっています。尿素を含有していませんので、尿素の刺激に弱い方にもお勧めです。お年寄りのカサカサ肌にもどうぞ。
クチコミサイト・アットコスメのクリーム部門において2007年度、2008年度と2年連続して1位を受賞しました。さらに2009年度には、殿堂入りの栄誉に輝きました。

 

 

医薬部外品と化粧品の違い

1.医薬部外品

医薬部外品は厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が、一定の濃度で配合されているもの。「効果がある」と認めている成分が含まれているものなので、治療というよりは予防を目的に作られており、「肌荒れ」「にきびを防ぐ」「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」「皮膚の殺菌」など、表記でもその効果をうたうことができます。
※「薬用」も効果・効能をうたうことができるので、「薬用=医薬部外品」となります。

2.化粧品

医薬部外品と比較してもさらに効能・効果が緩和で、清潔にする、美化する、魅力を増す、健やかに保つなどの目的で使用される製品のことを指します。
※化粧品は、医薬部外品に認められている「肌荒れ」「にきびを防ぐ」「皮膚の殺菌」などの効能・効果を表記することはできません。

 

 

医薬部外品フタアミンhiクリームの有効成分

フタアミンhiクリームのほうは医薬部外品となっています。『医薬部外品は効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合されているもの』ということなので、同じような成分が入っていても、フタアミンhiクリームのほうが有効成分が一定の濃度以上入っていることになります。

1.グリチルリチン酸

グリチルリチン酸は、もともと漢方の原料としても知られる甘草の根に含まれている成分です。口内炎や喉の炎症を抑えるために用いられています。この事実からも、甘草の持つ成分が抗炎症作用を持つことは間違いなく、古くから抗炎症剤として広く用いられてきました。赤ニキビのように炎症を伴うニキビの症状緩和に一定の効果を持っています。色々な化粧品に使われている成分なので、安全性も高いと言えます。

2.酢酸トコフェロール(合成ビタミンE)

酢酸トコフェロールはビタミンE誘導体のひとつで、強い抗酸化作用や抗炎症作用があり、紫外線の影響をもろに受ける肌を守ってくれます。紫外線により発生する活性酸素は、細胞をどんどん酸化させてしまい活性が鈍って肌老化の原因になります。その活性酸素を取りのぞいて、若々しい肌を保つ働きが酢酸トコフェロールにあります。さらに、肌バリア機能を司っている角質層のセラミドを増やし、外部刺激から肌を守る力を強めます。化学的に安定した化合物であるため、育毛剤や化粧品に配合しやすいといった利点があり、広く利用されています。

また抗炎症作用もあるので、一般的な肌のトラブルである肌の炎症やニキビの予防や改善にも期待できます。

 

口コミ紹介

1.フタハイクリームα

良い口コミ
• 赤ちゃんの顔に塗って効果あり、肌がしっとりした。
 クリームなのにそれほどべたべたしないし、潤いも程よかった。
• 毛穴や赤みも少し改善し、プルプルになった。
• 顔や手、全身に使える。
• コストパフォーマンスがいい。

悪い口コミ
• のびはあまりよくない。
• ニキビができた。
• 肌がザラザラしてきて、少し油っぽい感じになった。

2.フタアミンhiクリーム

良い口コミ
• 炎症が抑えられたようで、アゴのニキビがよくなった。
• 主婦湿疹が
治ってきた。
• 乾燥が原因の首のかゆみが治った。
• 口まわりの粉ふきが治まった。

悪い口コミ
• 可もなく不可もなく、特に効果は感じられなかった。
• かなりべたつく。
• 浸透は良くない。
• 
プツプツができ、赤くなり、かゆくなった。

 

違いはどうだったか?

長年、フタアミンhiクリームを使ってきました。手荒れが酷かったのですが、実をいうと、ステロイドより効果がありました。顔をマッサージするときや、スキンケアの最後に使っていました。

フタアミンhiクリームは、塗った後すこしべたべたします。顔に塗るには少し重いと感じるかもしれません。フタハイクリームαフタアミンhiクリームよりはべたつきませんので、顔に塗るにはフタハイクリームαのほうがいいですが、ニキビ、肌荒れや手荒れに塗るにはフタアミンhiクリームのほうが効果があると思います。フタアミンhiクリームはマッサージクリームとしても利用できます。

お肌が弱く肌荒れを防ぎたい人はフタアミンhiクリーム、お肌の保湿に重点を置き、さっぱりしたテクスチャーをお好みの人はフタハイクリームαという感じではないでしょうか?

 

次はどっちを買うか?

フタアミンhiクリームを買うつもりが、間違えてフタハイクリームαを買いましたが、テクスチャー以外は特に変わったような気もしません。次はフタアミンhiクリームを買ってもう一度比べてから、どちらかをこれからも使っていきたいと思います。


フタハイクリームα 130g


ムサシノ製薬 フタアミンhiクリーム 130g