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PayPal英文不審メールを受け取った場合、削除が正解!

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PayPalから、『Important!』とメールが2件送られて来ました。

PayPal不審メール

不審メール

迷惑メールに分類されていたし、一目見て怪しいメールと感じました。しかし、 とりあえずメールを開いてみました。

PayPal不審メール

PayPal不審メール

あまり英語に詳しくなので、以下概要です。

Your account will be limited!
アカウントが制限されます。

Your account will be limited over 24h if you don’t confirm your account.
24時間以内に確認しないとアカウントが制限されます。

Why my account will be limited?
アカウントが制限される理由は次の通り。

• Possible unauthorised account access.
未許可のアカウント。
• Unresolved buyer disputes or credit card chargebacks.
バイヤーとのトラブル、クレジットカードの利用停止。
• Violation of our User Agreement or Acceptable Use Policy.
PayPalの利用規定違反。
• We need some information about you.
登録情報の不足。

Click the button below to resolve your account please follow this link.
アカウントの問題を解決するために下のリンクをクリックして下さい。

リンクボタンより下の文は、全く関係ない文でした。本当らしく見せるための演出でしょうか?

 

気が付いたときは、期限が過ぎていた

11月6日に送られていたのですが、迷惑メールに分類されていたので、全くかが気が付きませんでした。気が付いたときはすでに8日になっていて、24時間以上過ぎていました。

フィッシングメールだろうと思っていても、やはりちょっと心配になりますが、期限は過ぎてしまっていたので、開き直ることができました。

アカウントはもちろん何事もなく使用できました。

 

PayPalのサイトで確認

たぶんよくあるフィッシングメールだと思ったので、PayPalのサイトで確認すると、ヘルプに『PayPalから送信されたメールかどうはどのようにしてわかりますか?不審なメールを報告するにはどうすれよいですか?』とありました。

PayPal不審メール

不審メールかどうかのチェック

下記に該当する場合は、不審メールです。

• メールの宛名がアカウントに登録した氏名ではない。(PayPalが、ユーザーの皆様とか会員の皆様とか不特定の人に宛てて出すことはない。)
• 送られてきたメールアドレスがアカウントに登録したアドレスではない。(私も別のアドレスに届きました。)
• 送信元のアドレスがpaypal.comではない。
• 財務情報、パスワード、セキュリティに関する質問をメールで確認する。
• ソフトウエアの更新を添付メールで、インストールさせようとする。

不審メールを受け取った場合

間違ってもリンクをクリックしてはいけない。

• 取引に関するメールを受け取った場合、アカウントにログインして取引の詳細を確認する。確認せずに情報を提供しない。
• 受信したメールをspoof@paypal.comまで転送し、メールはすぐに削除する。不審メールの転送は、件名を変更したり、添付ファイルとして送ったりしてはいけない。

不正サイトにアクセスしてしまった場合

個人情報を入力してはいけない。

フィッシングメールのURLにアクセスすると、ニセサイトに誘導されます。そこでクレジットカードや銀行口座などの個人情報を引き出そうとします。場合によっては、ニセサイトにアクセスした時点でウイルスに感染という可能性もあります。

不正サイトのURLをspoof@paypal.comまで転送し、メールはすぐに削除する。

PayPalに不審メールを報告した

明らかに不審メールでした。PayPalを使っているのですが、その情報が漏れた可能性もありますが、無作為にメールを送っているという感じでしょうか?

不審メールをPayPalに転送しましたが、その後PayPalからは何のアクションもありません。問題ないということでしょう。

 

不審メールは削除が一番

英文メールの場合は、特に訳が分からずにとても心配で、クリックしたくなります。

しかし、英文のメールでも不審メールと思われる、或いは思い当たる節がない場合は、削除して下さい。本当にネットショッピングなどでのトラブルをメールで連絡してきた場合は、そのとき無視したとしても、後日日本の裁判所を通して日本語の封書が郵送されてきます。それからの対処でも遅くありません。

裁判所からの通知についても、それは封書であって、ハガキでは郵送されません。先日『総合消費料金未納分訴訟最終通知書』という怪しいハガキが送られてきました。
詳しくはこちら⇒ 架空請求|民事訴訟管理センターからの総合消費料金未納分ハガキ

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