最近は図書館へ行って本を借りて読むことが多くなり、下を向いて本を読んでいると姿勢は悪くなるし、首のシワが気になります。本を持っている手も疲れるので、テーブルの上に置いて読めるような台はないだろうかと調べてみました。
ダイソーでプラスチック製の書見台は220円(税込み)、スチール製は550円(税込み)で販売されているようです。ネット情報で売場は「文房具・事務用品のコーナー」となっていました。
プラスチックは安くていいとは思いますが、最近100均の卓上の鏡を落としてジョイント部分が欠けてしまい数日でお釈迦になった経験があるので、まずプラスチックは却下しました。それでスチール製にしようと思ったのですが、売っている店舗を探すという問題があります。ちょっと面倒!
ここのところネット購入が増えて段ボールがたくさん溜まってきました。しかし、キレイなしっかりした段ボールだとなかなか捨てられません。
そこで、溜まってきた段ボールを利用して書見台を作ってみることにしました。ネットで作り方を調べると、大きな段ボールを正確に測りカッターで切るとか面倒で大変そうでした。箱をそのままに近い感じで使って、もっと簡単にできないのでしょうか?
段ボールで書見台(読書台)を作る
失敗できないほど簡単に段ボールの書見台を作れます。
完成図
B6サイズ用書見台(読書台)の完成品です。
材料
ヤマト運輸の「宅急便コンパクト」を2箱使用します。セブンイレブンで購入(70円×2枚)することもできます。
1.宅急便コンパクト(20×25×5cm)の段ボール箱 2箱
2.物干し竿用洗濯バサミ 2個 (ちなみにこれは100均。)
3.フエルト(本を傷めないように洗濯バサミの挟む部分に貼る。)
4.ボンド(フエルトを洗濯バサミに貼るときに使用。)
5.布テープ
あと用意するのものは、ものさしとハサミだけです。
作り方
1.宅急便コンパクト(20×25×5cm)1個目の箱を広げます。箱に表示してある組立時の番号をそのまま使います。②(剥がす)、③、④、⑤、⑥の部分8ヵ所(赤い矢印)を切り取ります。上の部分(青い矢印)は3.5cm(蓋20cm-3.5cm=16.5cm残)の幅で切り取ります。
2.次は赤い四角で囲まれた部分左右2か所を加工します。
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赤い矢印部分は4cm、青い矢印部分は7cm、ピンク矢印部分は5cmです。黒の三角部分3cm×5cm(黒い矢印)を切り取り、薄緑色の線(薄緑色矢印)に沿って山折りに折ります。左右2か所この作業を行います。
3.箱の内側だと分かりにくいので外側が見えるように裏返します。
緑色の線は、箱の内側に折りこむ部分5cm幅の半分の長さに位置します。緑色の線(緑色矢印)に沿って山折りにします。ものさしで片側をしっかり押さえながら折るとキレイに仕上がります。
こちら側が正面になります。
4.赤い丸で囲んだ図(赤い矢印)のように段ボールを内側に折りこみ、左右2ヵ所布テープで固定します。青い四角で囲んだ部分(青い矢印)を内側に折りこみます。
段ボールの三角部分を内側から布テープで左右2ヵ所固定します。
外側からも布テープで三角部分と後ろ側をしっかり固定します。見た目が悪いので正面部分を布テープで覆はないように不要な部分はカットします。
※箱の蓋部分が後ろ側、底部分正面になります。
これで書見台の上の部分が出来上がりました。
5.次に宅急便コンパクト(20×25×5cm)の2個目の箱を使います。箱の蓋を差し込む青い線部分(青い矢印)が書見台の後ろ側になります。
先ほど4.で完成した上部分の後ろ側段ボールの端を、箱(2個目)の蓋との隙間(青い線)に下までしっかり差し込みます。
6.1個目箱の5cm(クロネコが10匹いる)部分を、2個目箱の上一番手前に重ねます。3.で折りまげた部分はストッパー部分になります。赤い丸で囲んだ図(赤い矢印)のように三角にする感じで曲げ、布テープで固定(青い矢印)します。
7.これで本体の作業は終了になります。
8.本が傷つかないように、洗濯バサミの挟む部分にボンドでフエルトを貼ります。ボンドを付けすぎるとフエルト全体に沁み込んで、反対側にも移ってしまうので注意しましょう。
9.使用しない時、洗濯バサミは側面三角部分に挟んでおくと場所を取りません。
かなりしっかりした仕上がりになりました。本を立てかける角度は側面の三角部分と後ろの長さで調整できますので、使いやすい角度で作成して下さい。