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毎日つけない!ざっくり記入でお金を貯める家計簿のつけ方

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家計簿は毎日つけません!

お金は貯まるのではありません。

貯めるものです!

ざっくり家計簿記入方法

1.家計簿は毎日つけない

会社ではないので毎日つける必要はありません。1ヵ月単位でおおよその収支がわかれば問題ありません。

2.レシートは必ずもらう

あとで買ったものと金額がわかるように必ずレシートは受け取り、保管しておきます。

3.レシートがたまったら、つける

基本はレシートがたまってきたら、つけます。しかし、祝い金などレシートの無いものは、忘れないようにすぐ記入しましょう。

愛用の家計簿は1週間ごとになっているので、1週間ごとの記入をおすすめします。外出をあまりしなかったときは2週間分をまとめてもOKです。

4.現金とクレジットは分ける

クレジット払い分は、現金と別に明記します。クレジット払いは支払が先でも、購入した月に集計します。

5.支出金額の多い費目ごとに別ける

重要なのは、どのようなものをどのくらい購入しているかを金額で把握することです。家庭によって支出内容は違うと思いますが、支出金額の多いものから4~5項目に絞ります。

少ない金額の費目はまとめて集計します。

6.100円単位で記入

細かい金額まで合わせるのは時間と手間が掛かるわりに、あまり意味のないことなので、100円単位で記入します。

7.現金とぴったり合わなくても気にしない

現金入出を1週間ごと(家計簿記入ごと)に照合しますが、家計簿上の残高と実際の現金残高が一致しない場合、不明金として記入します。そして、この現金残高も100円単位で合わせます。

8.貯蓄分を先に確保する

残ったから貯蓄するのではなく、支出として先にお金を確保し、貯蓄します。

 

お金を貯めるという意識

目標貯蓄額を決める

まず、貯蓄金額を決めて、支出確定金額とします。結果、余裕のない月はマイナス収支となります。マイナスは翌月に繰り越しますので、月給よりマイナスの場合、マイナス分のお金を確保しておく必要があります。マイナス分のお金が確保できない場合は、その分の貯蓄金額を減らすことになります。

それなら意味がないと感じるかもしれませんが、マイナス金額を意識することにより、節約意識を高めていきます。

 

節約意識を考える

貯蓄をすることにより、マイナス金額が発生するという条件においての節約意識を考えたいと思います。

• 貯蓄をした分はお金がないと考える。
• お金がないのだから、本当に必要なものしか買えない。
• あとまわしにできるものは、本当に必要なものではない。
• まとめ買いの罠にはまらない。

安いときにまとめ買いをすることは節約にもなりますが、たくさんあるので、いつもよりたくさん使ってしまいがちになります。それでは全く意味がありません。

貯まってきた金額を意識する

お金が貯まってくると、減らしたくなくなります。その意識が強くなれば、ストレスをあまり感じずに節約できるようになります。

何のための貯蓄か考える

老後の生活のため
旅行のため
貯蓄のための貯蓄

目的があると続けやすくなります。

 

お金を貯める家計簿実践

お気に入りの家計簿です。

働くふたりのかんたん家計簿
働くふたりのかんたん家計簿

この「働くふたりのかんたん家計簿」の最初のページには、記入方法が書いてあります。しかし、必ずしもフォーム通りに記入する必要はありません。ざっくり記入を目指しているので、必要な項目のみ、あるいは項目を無視して自由に記入します。

働くふたりのかんたん家計簿

 

基本情報記入

働くふたりのかんたん家計簿

①よく使う口座を記入します。
②よく使うクレジットカードを記入します。
③毎月の「収入合計(目安)」を記入します。
④「毎月の固定支出、「毎月の変動支出」を記入します。
⑤ふたりの目標を記入します。(何のための貯蓄なのか?)

【重要】
• 
毎月の固定支出」だけは必ず記入
してください。【固定支出合計B】

• 貯蓄は、「毎月の固定支出」として確保しておきます。
• 年払いも、1ヶ月分で記入します。

働くふたりのかんたん家計簿

 

月間収支記入

1.月間収支・クレジットカード利用控えページ

働くふたりのかんたん家計簿

働くふたりのかんたん家計簿

前月の残高は翌月へと繰り越していきます。「今月の収入」と前月残高を記入し集計します。【収支合計A】
②基本情報「固定支出合計」金額を月間収支「固定支出合計」欄に記入します。【固定支出合計B】
③「今月の変動支出」を記入します。【変動支出合計C】
④「特別な支出」を記入します。「今月の残高」が残った時は貯蓄にまわし、残高を修正します。この貯蓄は「特別な支出」欄に記入します。【特別支出合計D】
⑤自由に使えるお金(おこづかい)を記入します。【自由なお金合計E】
⑥「支出合計」を計算、記入します。【支出合計B+C+D+E】
⑦「日々の支出合計」に「1週間ごとの支出」ページFの金額を記入します。【日々の支出合計F】
⑧「今月の残高」を計算、記入します。【今月の残高G】は、翌月の「今月の収入」の欄に前月残高として記入します。
⑨「今月の貯蓄額」は、基本情報「毎月の固定支出」で確保している分と「特別な支出」で貯蓄した分の合計を記入します。
⑩「クレジットカード利用控え」欄には、固定支出・変動支出・特別支出以外のクレジット払いを記入します。
⑪1週間ごとに集計して、Memo欄に現金入出状況を記入します。家計簿記入時に、家計簿上の残高と実際の現金残高を照合します。一致しない場合は、「1週間ごとの支出」のページに【不明金】として記載します。

 

♥ボーナスについて
ボーナス
の収入は「今月の収入」欄に記入します。使い道がない場合は貯蓄分として「特別な支出」に記入し、しっかり確保しましょう。

働くふたりのかんたん家計簿

 

2.月間スケジュール・1週間ごとの支出ページ

働くふたりのかんたん家計簿

働くふたりのかんたん家計簿

①月間カレンダーに日にちと予定を記入します。
②「1週間ごとの支出」に、1週間分のレシートを費目ごとに合算し、まとめて記入します。
③1~6週間となっていますが、6週目はクレジット分を記入します【クレジット(6週目)合計】。 そのため、6週目がある月は、5週目と6週目を合算して、5週目に記入します。「クレジットカード利用控え」ページのクレジット利用内容を費目ごとに、クレジット(6週目)欄に記入します。
④【日々の支出合計F】は、現金+クレジットの集計となります。(ここでのクレジットは固定支出・変動支出・特別支出以外のクレジット利用を指します。)

♠家計簿記入時に家計簿上の残高と実際の現金残高を照合し、一致しない場合は【不明金】として記載します。

 

年間収支表記入

働くふたりのかんたん家計簿

働くふたりのかんたん家計簿

1年間の収支を記入します。

♠残高を翌月へ繰り越ししているため、残高合計欄は縦計算ではありません。

 

さらにざっくり記入で時間短縮

基本情報

①変動があまりないものは、平均よりすこし多い金額で、基本情報「毎月の固定支出」にすべて書いてしまいましょう。 年払いも、1ヶ月分で記入します。金額がかなり変動した(特に増えた)ときに変更します。
月の固定支出」欄のみ記入します。
貯蓄は、「毎月の固定支出」として確保しておきます。

月間収支

1.月間収支・クレジットカード利用明細記入ページ

このページで省略できることはありません。

2.月間スケジュール・1週間ごとの支出ページ

「月間スケジュール」は省略できます。
② 「1週間ごとの支出」ページのクレジット記入欄に、「クレジットカード利用控え」ページの「クレジット合計」金額を、費目ごとに分けずに1費目に記入します。

年間収支

面倒なら省略します。

 

最後に

• 残高は繰越をしているので、マイナスでも限りなくゼロを目標にしましょう。
• マイナス残高の翌月は、気を引き締めましょう。