『顎に梅干し』染みそう!という人はどうぞ読んで理解をして下さい。
まず、解らない人のために、『顎の梅干し』を解説しましょう。
顎に梅干しが出来る主な原因は、顎や前歯の位置関係に問題があることです。口を閉じようとするときオトガイ筋という顎についている筋が収縮することが必要です。出っ歯や顎の後退が大きい顔貌の人は、このオトガイ筋が過度に緊張することから、顎に梅干しのシワが出来ます。
顎の梅干しはニキビの跡だとずっと思っていた!
シミ緩和のために美容クリニックに相談にいった時のことです。シミの相談をしたあと、先生に聞いてみました。
「顎のニキビ跡何とかなりませんか?」
「う~ん、ニキビの跡じゃありませんね。ボトックス注射をすれば目立たなくなりますよ。」
え~!え~!ニキビ跡じゃないの?
【ボトックスは筋肉と神経の結合部に作用し、局所的に筋肉の動きを弱めることで、筋肉の収縮を抑制します。】
ボトックス注射すると改善がみられるという診断は、オトガイ筋の緊張が梅干しの原因であることを明確にしています。つまり、オトガイ筋の緊張を解けばいいことになります。マッサージでオトガイ筋をほぐしてみることにしました。
ところでオトガイ筋ってどこ?
上手く説明できないので、ウィキペディアの『オトガイ筋』を参考にして下さい。オトガイ筋の位置が解ります。
一応マッサージでオトガイ筋の緊張をほぐす以外の方法も調べてみた
1.美容クリニックでボトックス注射をする
3~4ヵ月効果が持続し、その後は徐々に効果が消えていきます。定期的に注射をする必要があるので、費用がかかります。(3~5万円/回)
私の経済事情では、費用がかかり過ぎて絶対に続かない。後でむなしくなるので却下。
2.歯の矯正をする
矯正器具を長期間つけ続けなければならないことと、費用も掛かります。(70~100万円個人差あり)
矯正したのに梅干しのシワが消えないという相談を見つけた。回答で外科矯正手術や美容外科処置を考えて下さいとあった。費用面と大がかりになりそうで却下。
3.口輪筋を鍛える
100ccの水の入ったペットボトルを使用します。顔を下に向けて歯を使わずにペットボトオルをくわえ、10秒キープするエスササイズです。
やってみたら、唇が痛くて口の中は荒れて食事も出来なくなったので却下。
一番お金が掛からないマッサージをやってみた
日常生活の注意:口角を一度上げてから、力を抜く。への字の口をしないように意識する。
マッサージというよりストレッチをするイメージです。オトガイ筋は下唇と顎の先端の間を立てに2本通っています。縦に通っている筋を横にストレッチします。2本のオトガイ筋の間を左右横に押し伸ばすようにします。下唇のすぐ下、真ん中の梅干しのところ、顎の先端も、しっかり指で押さえて左右横に十分伸ばします。基本は筋繊維の向きに対して垂直に動かすことです。解りにくいので、手順を踏んでやってみましょう。
①テーブルに両肘を付きます。両肘の間は肩幅より広くします。指をしっかり広げて、手の甲がみえるようにします。両方の親指の先端をくっ付けます。親指の腹を顎の先端に押し当てます。残り4本の指は後頭部へ回します。
②両方の親指の腹全体を使って、顎の先端に押し付けながら、左右横に伸ばします。この時、首の力を抜き、頭の重さを指に預けて、頭の重さを利用してストレッチして下さい。
③次に、両方の親指の腹を真ん中の梅干しのところに当て、②と同じようにします。
(やり難い時は、上下の唇の赤い部分が見えないように唇を内側に丸め込むみ、梅干しの部分が伸びるようにしてやってみて下さい。)
④両方の親指の腹を下唇のすぐ下に当てて、②と同じようにします。
※テーブルに肘を付けて頭の重さ位の力でストレッチすることをお奨めしています。力が入り過ぎると肌を傷めますので、ご注意下さい。
私の場合は朝ファンデーションを付けると、お昼にはファンデーションの粉が顎に横二本の線を作っていました。それが一本になり、その一本も線ではなくなりました。消えてはいませんが目立たなくなってきました。
毎日、オトガイ筋をほぐして、梅干しを失くしましょう。
あれ?こっちのほうが解りやすい
『美容鍼灸師トミー(in長野)』さんの「あごのウメボシってどうにかできないの?」はとても解りやすく書かれています。基本は顎の梅干しをほぐすことです。
オトガイ筋を動かなくさせるグッズをみつけた♥
恐ろしいことに口を閉じるだけで『顎の梅干し』ができます。
(突然ですが、)
鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス(徳川家康) ⇒口を開けていよう
鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス(豊臣秀吉) ⇒オトガイ筋を動かなくさせよう
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス(織田信長) ⇒美容整形してしまえ
(このようなイメージ)でしょうか?
私は豊臣秀吉を選びました。美顔グッズ「フラウニーズ」へ続く。