娘(22歳)が2月上旬にニューヨークへ親友(S子ちゃん)と二人で海外旅行に行きました。バンクーバー経由のため、カナダeTA(電子渡航認証)を事前に申請なければならなくて、親である私が悪戦苦闘させられました。無事に海外旅行に送り出したのですが・・・・・
帰国予定の前日、突然メールが・・・・!
娘:「予定日に帰れなくなった。豪雪のため、飛行機が今日はもう飛ばない。明日もわからない。どうしたらいい?」
どうしたらいいと言われても、私は日本ですけど・・・・・!
私:「今どこなの? 」
娘:「トロント空港」
せこいけど、携帯メールの費用はどうなってるの?なんて心配していました。
私:「とりあえず日本人を見つけて、みんなどうするか聞いてみたら! きっとどこかのホテルに泊まるはずだよ。」
1日遅れで、無事に返ってきました。
航空会社のカウンターの乗務員がとても親切で、ホテルも一緒に探してくれたそうです。
私のアドバイスの日本人は、逆に今どうなっているか訊かれて役に立たなかったそうです。
2、3日たって、急に思いつきました。 確か海外旅行保険かけてたよね!
私:「空港で遅延証明みたいなもの貰えなかったよね!」
突然の事故、子どもだからそんなんこと気が付かないし、英語圏だから訊くのむりだよね~
娘:「うん。それどころじゃなかった!」
保険会社に確認、回答はこちら!
海外旅行保険の旅行事故緊急費用
娘が掛けた海外旅行保険に旅行事故緊急費用も含まれていました。航空機遅延によって発生した費用は、補償項目である旅行事故緊急費用の対象になります。
1.請求対象になる可能性の費用
旅行中の予期せぬ偶然な事故(公的機関、交通機関、宿泊機関、医療機関または旅行業者によりその発生の証明がされる事故に限る)によって、保険期間中に次の①~⑦の費用の負担を余儀なくされた場合、実際に支出した費用のうち社会通念上妥当な金額が請求対象になります。
①交通費
②ホテルなどの客室料
③食事代(搭乗予定航空機の6時間以上の出発遅延・欠航・運休などに該当すること)
④国際電話料などの通信費
⑤渡航手続費
⑥渡航先で予定していたサービスの取消料など
⑦身の回り品購入費用
※支払限度額
③は5千円
①~⑥については、③を含めて合計で5万円
⑦については、①~⑥とは別に10万円
上記の費用で、保険会社が認めた分が支払われます。
2.保険金請求に必要な書類
①保険金請求書兼事故状況報告書
②保険契約証の原本またはコピー
③公的機関、交通機関、宿泊機関、医療機関または旅行業者により発行された事故証明書原本
④支出した費用の領収書
⑤提供を受けることができなかった旅行サービスの取消料のわかる資料
⑥パスポートのコピー(パスポートNo.と名前のページ、日本の出入国スタンプ欄のページ)
航空機遅延による保険金請求提出書類
1.今回の航空機遅延が原因で発生した費用項目
①ホテルまでのタクシー代
②ホテルの客室料
③食事代(飛行機は翌日になったので対象)
④通信料(空港内でWiFiを利用)
2.提出書類の問題点と対応
①問題点: 交通機関により発行された事故証明書がない
対 応: 旅行日程表、実際に乗った航空チケットのコピーを提出
※旅行会社が航空会社に問い合わせて確認できればOKだそうです。
②問題点: ホテルの客室料の領収書がない
対 応: クレジットカードを利用したため、クレジットの請求書を提出
③問題点: 通信料(空港内でWiFiを利用)の領収書がない
対 応: 旅行会社の負担費用申告書に領収書がない理由を記入
気になる携帯メール代はいくらだったか?
①娘スマホ:アメリカ空港内でWiFiを利用 ・・・ 1,100円
②私ガラケー:日本からのEメール送信代、海外からのEメール受信代 ・・・ ???
≪???回答≫
インターネットを経由するEメールやMMSの場合
海外・国内間のEメールは、送信者・受信者がそれぞれ今いる国の料金でやりとりすることになります。ですから、送信者が海外から送り、受信者が日本国内にいる場合は、送信者は海外の通信料、受信者は国内の通信料となります。海外との送受信はパケット定額対象ですし、パケット通信料自体も海外料金にはなりません。
電話回線を経由するSMSの場合
送受信が海外通話扱いとなるため、海外への送信は料金が高くなります。ドコモやauの場合、海外へのSMS送信料は100円/通、海外からの受信は無料です。
TV、インターネット、家の電話、携帯のすべての請求が一緒なので、メール代がいくらだったかはっきりしませんが、特に請求が多かった月はありませんでした。助かった!
♥無事、保険金は10日ほどで支払われました。