青い蝶

犬の乳腺腫瘍3回目の手術-領収書の内訳

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愛犬が乳腺腫瘍3回目の手術をしました。

1、2回目の乳腺腫瘍手術と比較できるよ うに記述していますが、今回は領収書の内訳を載せましたので参考にして下さい。

 

3回目の手術(2017年8月)

1.症状

久しぶりに愛犬のお腹を触ってみると、黒いしこりが5、6個できていました。1、2回目の乳腺腫瘍手術後の残っていた乳腺に、腫瘍ができていました。

2.術前の病理検査

1回目、2回目の時は細胞を取って検査に出しましたが、今回は検査しませんでした。

腫瘍が1か所にたくさんできていて、すべての腫瘍の細胞を取ることは出来ない。結局、腫瘍は取るしかないので、検査は必要にないとのことでした。

3.手術内容

右側乳腺全摘出

2回目の手術で左側乳腺全摘出しましたので、これですべての乳腺を摘出しました。

4.入院期間

5泊6日

5.手術費用

2回目の手術は4泊5日で160,000円でした。手術は2回目と同じくらいと先生に言われていて、5泊6日と1日長かったので、いったいいくらになるのかと怯えていました。とりあえず、160,000円より少なかったのでほっとしました。

153,381円(税込) 

≪領収書の内訳≫
診察料                                700円
入院                  3,500×6日   21,000円
静脈留置                                        2,800円
入院処置                3,500×6日   21,000円
ガス麻酔・麻酔モニター(30分まで)           10,000円
ガス麻酔・麻酔モニター(30分以降)       3,500×4   14,000円
乳腺腫瘍摘出術(5乳腺)                               40,000円
血球計算+生化学スクーリング             10,200円
完全血球計算                      5,500円
電解質検査                       1,200円
病理組織学的検査(細胞診)               11,000円
心電図検査                       3,500円
内服薬(処方料含む)                  1,120円
                   小計     142,020円
                   消費税      11,361円

                     合計     153,381円

領収書の内訳を載せました。病院によってかなり違いがあると思いますが、参考にして下さい。

6.術後の病理検査結果

手術後に、細胞を検査しました。

①品種:パピヨン
②体重:5.45kg
③年齢:11歳
④性別:メス

腫瘤は転移性のない良性腫瘍でした。病変組織に分布する乳腺組織には過形成性の増生傾向がみられるので、新たな腫瘍形成の可能性が否定しきれない。乳腺をすべて切除したので、理論上は新たな腫瘍は出来ないはずですが、念のため経過観察を見ていきましょうと言われました。

7.手術後

抗生物質を1週間飲みました。

8.抜糸

さらに12日後、抜糸しました。

 

無事に抜糸を終えて

3日後にはシャンプ-してもいいと言われましたが、やはり不安なのでもう少し後にしようと思います。

1、2回目の手術後はエリザベスカラーをされましたが、今回はされていませんでした。あまり舐めなかったから必要ないということでした。

エリザベスカラーをしているときは、下を向いては引っ掛かってびっくり、いつも通りぬけている隙間に引っ掛かり戸惑っていました。また、食べカスがカラーにこびりついたり、カラー根元の首まわりの毛は毛玉になり、切り取るはめになりました。

エリザベスカラーは傷を舐めないようにするためには必要ですが、じゃまになってかわいそうでした。今回はエリザベスカラーをしていないので愛犬も不自由なく、こちらも楽でした。