毎年1回(4月から6月)の狂犬病予防注射が義務づけられています。十数年間ずっと市で行っている集団の狂犬病予防注射を受けてきました。
動物病院の予防接種した後、役所で何か手続きをしなければならないという認識がありました。役所に行く時間がなかなか取れないので、一度で済むように集団接種を受けるようにしていました。
しかし、今回どうしても日程が合わず、動物病院で受けるしかなくなりました。
そこで、掛かりつけの動物病院に確認をすると、
「4月~6月の間は動物病院が代行で手続きしています。」とのことでした。
狂犬病予防接種の通知
毎年4月に狂犬病予防接種についての通知が送られてきます。
集団接種の日程や会場、料金について書かれています。
狂犬病予防注射集団接種
接種日・会場を選ぶ
集団接種は、通知のハガキに記載された日程(会場)の中から選び、受けることができます。ハガキの問診票に記入の上、ハガキを持参します。
集団接種費用
注射料金は市によって異なります。
私の市では集団で予防接種を受けた場合、3,600円になります。
料金(1頭分) | 注射料金 | 注射済票交付料 | 登録手数料 | 合計 |
登録済み | 3,050円 |
|
なし | 3,600円 |
未登録 | 3,000円 | 6,600円 |
個別接種
狂犬病予防接種は動物病院でも受けることができます。
個別接種費用
注射料金は動物病院によって異なります。
掛かりつけの動物病院の予防接種は4,596円でした。診察料も入りますので、やはり1,000円ほど高くなりました。
≪内訳≫
診察料:700円+56円(消費税)=756円
狂犬病予防接種料:3,000円+240円(消費税)=3,240円
狂犬病予防接種登録交付料(非課税):550円
狂犬病予防注射済票の交付
市で行っている集団接種では、その場で注射済票を交付してくれますが、動物病院で接種した場合は、動物病院で発行される『注射済証明証』を持って役所に行き、注射済票の交付を受けます。そのとき、交付料550円を支払います。
動物病院によっては代行で手続きをしている場合があります。
私の場合も動物病院で代行してもらえました。ただし、4月~6月中の接種が条件でした。注射済票は郵送もしてくれるそうですが、次回の診察の時受取ることにしました。

集団接種と個別接種の比較
費用は?
集団接種の日程を合わせることができれば、集団接種の方が安いということがわかりました。
手続きの違いは?
集団接種では、その場で注射済票を受け取り終了します。
代行をしてくれる動物病院(個別接種)で受けた場合は、注射済票を郵送してもうらうか、また動物病院に取りに行くことになります。そして、代行は4月から6月中の接種のみということでしたが、確認しておきましょう。(郵送の場合、送料を請求されるかどうかはわかりません。)
代行をしてくれない動物病院(個別接種)の場合は役所に行くことになります。
集団接種の方が1度で終了します。
健康に不安がある場合は?
「病気や高齢等、接種に不安のある方は、かかりつけの動物病院に相談ください。なお、まれに注射の副反応により重篤なショック症状が起こることがあります。」と通知のハガキに書いてあるように、健康に不安がある場合は動物病院(個別接種)の方が安心です。