犬のまぶたの腫れ|マイボーム腺炎ものもらいのようなもの?

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愛犬の目が腫れてきたので、触るとコロコロとしたしこりがありました。上瞼をめくると、灰色の丸いようなものが見えました。

マイボーム腺炎
マイボーム腺炎

マイボーム腺炎の種類

あわてて、病院へ行くと、「マイボーム・・・・・」と先生はおっしゃいましたが、

「はいっ???」と訊き直すと

「ものもらいのようなものと考えて下さい。」と言われました。

マイボーム腺炎には、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」の2種類があります。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の原因

麦粒腫はマイボーム腺に細菌が感染して起こる急性炎症です。

眼瞼周辺が全体的に腫れる場合と局所的にイボのように腫れる場合とがあります。一般的に「ものもらい」といわれているのは、この麦粒腫を指します。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)の原因

霰粒腫はマイボーム腺が詰まって起こる慢性的な炎症です。

マイボーム腺の出口が分泌物で詰まってしまうことが原因で慢性的な炎症を起こし、眼瞼の内外にしこりが生じます。

また、老犬ではマイボーム腺が腫瘍化し、眼瞼の表面に突起物を形成することがあります(マイボーム腺腫)

麦粒腫・霰粒腫の症状

• まぶたの縁が赤く腫れ上がる
• まぶたの周辺にニキビやイボのようなふくらみが発生する
• 目が開け辛くなったり、目ヤニや涙が多くなる
• 痒みから目を擦る(角膜を刺激するため角膜炎などの病気の原因にもなる)

 

マイボーム腺炎の治療

麦粒腫、霰粒腫は共にマイボーム腺に起こる炎症ですが、治療方法は異なります。

麦粒腫の場合

麦粒腫の治療は細菌感染が原因ですので、抗生物質を投薬します。

霰粒腫の場合

霰粒腫の場合はマイボーム腺が詰まってしまうことが原因ですので、中に溜まっている滞留物を排出させたり、マイボーム腺と導管、開口部を含めた霰粒腫部分を切除するなど、外科手術が必要になることが多いようです。

外科的処置後の治療は、抗菌剤の内服や点眼薬、眼軟膏による感染予防、あるいは炎症反応を抑えるため消炎剤を使用したりします。

 

愛犬の治療報告

愛犬はマイボーム腺腫のようです。

「老犬ではマイボーム腺が腫瘍化し、眼瞼の表面に突起物を形成することがあります(マイボーム腺腫)」 

外科的治療

マイボーム腺腫の治療は外科的に腺腫を切除します。

中に溜まっている滞留物を排出する外科的治療は4回しました。1回目と2回目はそれぞれ、一旦線種は小さくなるものの完全に切除できていない為、また時間が経つと大きくなることを繰り返しました。4回とも麻酔はせず、まぶたの内側からではなく外側の皮膚を切除して滞留物を出しました。

3回目はほとんど中身を出し切れなかったので、1週間ほどおいて、4回目の外科処置を受けました。先生は「麻酔しないとダメかな?」とつぶやきながら4回目に挑戦しました。

軟膏と内服薬

3回目に軟膏、4回目は内服薬がでましたので紹介します。

オフロキシン眼軟膏0.3%

◎患部に1日2回つけます。

細菌のDNA合成を特異的に阻害して殺菌作用を示します。
通常、眼瞼炎、涙のう炎、麦粒腫、結膜炎、角膜炎などの治療に用いられます。

• メーカー名:日東メディック
• 抗菌剤
• 剤型:淡黄色眼軟膏無菌製剤
• 成分:オフロキサシン
• 同効他社品:タリビッド眼軟膏

オフロキサシン眼軟膏0.3%
オフロキサシン眼軟膏0.3%

処方されたオフロキシン眼軟膏0.3%は、犬専用ではなく人間にも処方されます。

アモキクリア錠100

◎1日2回、1週間分が処方されました。

感染症の第一選択薬として使われるペニシリン系抗生物質アモキシシリンを主成分としています。青色の円形錠剤で、小型犬や猫にも、容易に投与することができます。

表に「動物用医薬品 抗生物質製剤」と書かれています。

アモキクリア錠100
アモキクリア錠100

裏側には、「アモキクリア錠100」と書かれています。犬猫専用の内服薬です。

アモキクリア錠100

 

治療費について

相場はよくわかりませんが、紹介しますので参考にして下さい。

診察料 700円
外科処置 1,200円
眼科検査 800円
眼軟膏 1,500円
内服薬1週間分(処方料を含む) 1,400円
合計(税抜) 5,600円

 

4回目の治療後の状態

マイボーム腺炎

↓↓↓↓↓

マイボーム腺炎

目が大きく開けるようになり、かなりよくなりましたが、指で触ると小さいしこりは残っています。老犬(12歳)なので、様子をみながらの治療になりそうです。

胃粘膜下腫瘍は育っているか?恐怖の胃カメラ!1年後体験談

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胃カメラを飲む恐怖と、腫瘍が大きく育っていたら、という二重の恐怖を感じながら検査に望みました。

1年後と書きましたが、実際はぐずぐずしているうちに3ヶ月ほど過ぎてしまったので、1年と3ヶ月後になります。

その3ヶ月間も、腫瘍が大きくなっていたら後悔するだろうし、変化がなかったらまあこんな間隔でいいのかなと思うでしょう。まあ結果しだいということです。

1年3ヶ月も経つと、もうあまり覚えていないのですが、前は鼻から入らなくて結局口から入れたということと、口からはあまり苦しくなかったという印象しか残っていませんでした。

片側の鼻の穴が入らなかったので、次は反対の鼻の穴から挑戦しましょうと言われたのを覚えていましす。しかし、鼻に挑戦して結局入らなかったので、たぶん反対の鼻の穴も入らないだろうと心の中で思っていました。

鼻の穴に挑戦した時間のロスと、結局痛い思いをしたのに鼻に入らなかった。そのあと口から入れたらあまり大変ではなかった。そんな思いしか残っていなかったので、口からにしました。

 

胃粘膜下腫瘍がもし悪性だったら?

前から疑問だったので先生に訊いてみました。

「悪性だったら、がんですか?」

「がんとは言いません。肉腫といいます。」

納得しました。

「癌」と「肉腫」の違い
がんは、すべての臓器・組織から発生しますが、その由来により呼び方が違います。皮膚や胃・腸の粘膜など上皮性細胞から発生した悪性腫瘍を「癌」(英語ではcancer・carcinoma)、筋肉・線維・骨・脂肪・血管・神経など非上皮性細胞から発生した悪性腫瘍を「肉腫」(英語ではsarcoma)、造血臓器から発生した白血病や悪性リンパ腫などに大きく分類されます。
(がんとは-星ヶ丘医療センターより)

 

口から胃カメラ

前回は、余裕だったと思っていた胃カメラが、喉元を過ぎるまではかなり辛く、

こんなに辛かったけ!と心の中でさけびながら、涙してしまいました。

喉元を過ぎて胃の中にはいってからは、それほどではありませんでした。

先生の説明を聞きながら、画像を見る余裕が出来ました。

 

育ってなかった!

腫瘍は前回と同じ5mmでした。

辛さが安堵感でやわらいだような気がしました。

先生が3cmになったら手術ですと言いました。先生の基準は3cmのようです。

 

鼻用胃カメラの楽な理由を忘れていた!

家に帰ってきて、自分のブログを読みなおして、思い出しました。

詳しくはこちら⇒胃カメラ鼻から?口から?それより胃粘膜下腫瘍って何?体験談

鼻用の胃カメラは口用より小さいので、口からなら楽ですと言われました。」

そうでした。
鼻用の小さい胃カメラを口から入れたのでかなり楽だった。今回は口用の大きい胃カメラだったので、普通に苦しかったということでした。

やはり、鼻用の胃カメラが鼻から入れば一番楽なのでしょうか?

来年は、もう片方の鼻に挑戦するか悩みます。

犬の乳腺腫瘍3回目の手術-領収書の内訳

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愛犬が乳腺腫瘍3回目の手術をしました。

1、2回目の乳腺腫瘍手術と比較できるよ うに記述していますが、今回は領収書の内訳を載せましたので参考にして下さい。

 

3回目の手術(2017年8月)

1.症状

久しぶりに愛犬のお腹を触ってみると、黒いしこりが5、6個できていました。1、2回目の乳腺腫瘍手術後の残っていた乳腺に、腫瘍ができていました。

2.術前の病理検査

1回目、2回目の時は細胞を取って検査に出しましたが、今回は検査しませんでした。

腫瘍が1か所にたくさんできていて、すべての腫瘍の細胞を取ることは出来ない。結局、腫瘍は取るしかないので、検査は必要にないとのことでした。

3.手術内容

右側乳腺全摘出

2回目の手術で左側乳腺全摘出しましたので、これですべての乳腺を摘出しました。

4.入院期間

5泊6日

5.手術費用

2回目の手術は4泊5日で160,000円でした。手術は2回目と同じくらいと先生に言われていて、5泊6日と1日長かったので、いったいいくらになるのかと怯えていました。とりあえず、160,000円より少なかったのでほっとしました。

153,381円(税込) 

≪領収書の内訳≫
診察料                                700円
入院                  3,500×6日   21,000円
静脈留置                                        2,800円
入院処置                3,500×6日   21,000円
ガス麻酔・麻酔モニター(30分まで)           10,000円
ガス麻酔・麻酔モニター(30分以降)       3,500×4   14,000円
乳腺腫瘍摘出術(5乳腺)                               40,000円
血球計算+生化学スクーリング             10,200円
完全血球計算                      5,500円
電解質検査                       1,200円
病理組織学的検査(細胞診)               11,000円
心電図検査                       3,500円
内服薬(処方料含む)                  1,120円
                   小計     142,020円
                   消費税      11,361円

                     合計     153,381円

領収書の内訳を載せました。病院によってかなり違いがあると思いますが、参考にして下さい。

6.術後の病理検査結果

手術後に、細胞を検査しました。

①品種:パピヨン
②体重:5.45kg
③年齢:11歳
④性別:メス

腫瘤は転移性のない良性腫瘍でした。病変組織に分布する乳腺組織には過形成性の増生傾向がみられるので、新たな腫瘍形成の可能性が否定しきれない。乳腺をすべて切除したので、理論上は新たな腫瘍は出来ないはずですが、念のため経過観察を見ていきましょうと言われました。

7.手術後

抗生物質を1週間飲みました。

8.抜糸

さらに12日後、抜糸しました。

 

無事に抜糸を終えて

3日後にはシャンプ-してもいいと言われましたが、やはり不安なのでもう少し後にしようと思います。

1、2回目の手術後はエリザベスカラーをされましたが、今回はされていませんでした。あまり舐めなかったから必要ないということでした。

エリザベスカラーをしているときは、下を向いては引っ掛かってびっくり、いつも通りぬけている隙間に引っ掛かり戸惑っていました。また、食べカスがカラーにこびりついたり、カラー根元の首まわりの毛は毛玉になり、切り取るはめになりました。

エリザベスカラーは傷を舐めないようにするためには必要ですが、じゃまになってかわいそうでした。今回はエリザベスカラーをしていないので愛犬も不自由なく、こちらも楽でした。

入院中の犬に面会を勧める先生。気が進まない飼主。どうしたら?

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愛犬が3回目の乳腺腫瘍手術で入院をしました。

入院中の面会是非について

面会はした方が愛犬のためにいいのでしょうか?

1回目入院

思い起こせば、

1回目に愛犬が入院した時は、面会に行きませんでした。

人間と違って、動物の入院のときは面会しないものだと思い込んでいました。まして、1泊2日の短い入院だったので、全く考えていませんでした。

病院側も面会について、何か言っていたかもしれませんが、全く覚えていません。

2回目入院

1回目とは違って、4泊5日と長かったのですが、

飼主の顔を見るといっしょに家に帰れると思ってしまう。それなのに連れて帰ってくれないと見捨てられたと思う。

のではないかという考えでした。

今思い起こすと、面会について何か言っていた気はしますが、【面会したければできますよ。】という意味だとかってに思い込んでいたように思います。ですが、特に面会を強く勧められた記憶もなく、結果的に行きませんでした。

3回目入院

3回目の今回は、なぜか先生に面会をかなり勧められました。乳腺腫瘍を摘出する箇所が違うくらいで、2回目の手術とほぼ同じということでした。

手術当日の夕方、「面会に来ますか?」と聞いてきました。

わからないと伝えたら、先生に「面会に来るようにして下さい。」と言われました。

 

愛犬との面会

結局、手術日には行かず、翌日の夕方に面会に行きました。

初めての面会

娘と二人で面会に行きました。

面会を告げて、待合室で待っていると、病室に案内されると思いきや、待合室に愛犬を連れてきました。

待合室で面会?

どこの病院でも同じでしょうか?
待合室に摘出物を持ってきて、病状の説明をされました。

待合室で説明?

「しばらくの間、一緒にいてあげて下さい。」と言葉を残して、先生は奥へ行ってしまいました。

顔を見た瞬間はものすごく喜びましたが、すぐに膝の上の愛犬がクンクン鳴き(泣き?)出して、ぶるぶる震えだしました。落ちつかせようとしましたが、興奮は治まりませんでした。

【犬の気持ち】は、どうなのでしょう? もちろん、わかりません。

面会を終わりにすると伝えると、先生が出てきて、

「明日・・・・は、お休みなので面会はできませんが、また面会に来て下さい。」

と言われました。

 

娘が 「【明日も面会に来い】って、言われるかと思った。明日がお休みでよかった。でも可愛そうで面会はもう行かない。」 と言いました。

実を言うと、

私も娘と同じ考えでした。様々な考えがあると思いますが、とりあえず家族の見解は一致しました。

2回目の面会

前回と同じ日程と言われたので、4泊5日だと思っていましたが、退院の日時を電話で確認しました。5泊6日の予定になりそうだと告げられ、さらに「退院までにもう一度ぐらい面会に来て下さい。」と言われました。

そこで、退院予定の前日の夕方、私だけひとりで面会に行きました。先生がこのままなら明日退院できると説明して、「しばらく、一緒にいてあげて下さい。」といって去って行きました。

待合室で面会しました。やはり、クンクン鳴きながら、ひどく興奮して出口の方へ行こうとしました。興奮して動き回るので心配でしたが、「しばらく」と言われてしまったので、面会を終了するわけにもいかず、困りました。「しばらく」とは、どのくらいの時間ことなのだろうとあらためて考えました。こんなに興奮させていいのだろうか?

受付の人の話によると、入院中は全く鳴かずおとなしく静かだったと言っていました。面会中の愛犬のかなり興奮した様子に驚いていました。

 

面会はどうすべきなのか?

実際は、【犬の気持ち】は誰もわかりませんので、答えは出ないと思います。

1回目、2回目の乳腺腫瘍の手術では面会に行きませんでしたが、今回は先生が面会を勧めるので行きました。

危篤ともなれば飛んでいきますが、順調なら、

迎えに来てくれたと思っているところを置いていかれて、見捨てられたと思わせたくない、興奮させたくない。

と私は考えましたが、

飼主が面会に来ると喜んで元気が出る

ということも確かにあると思いました。

先生は後者の考えのようです。動物をたくさん見てきた獣医さんの方が正しいと考えるのが妥当かもしれませんが・・・

しかし、面会に来ない飼主はペットを可愛がっていないと思われているようで、ちょっとストレスを感じました。

結局、今回は先生の言葉通り面会に行きましたが、興奮して暴れるので傷口は気になるし、返って心配で疲れたことも確かでした。

 

一方的に「面会に来て下さい。」というのではなく、面会の必要性や興奮したときの対処などを説明してから面会を勧めてくれれば、こちらの考えもありますが、納得して面会ができたかもしれません。

もちろん、納得できなければ、こちらから先生に確認すればよかったのですが、そこまでの確固たる信念があるわけでもないので、もやもやしたまま面会を終えました。

次回の入院の(ないことを祈りますが)ときも、かかりつけの獣医さんで腕は信用しているので、たぶん言われるままに面会することになるのかもしれません。

犬の手術-乳腺腫瘍とは?費用は?入院日数は?

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ある日、愛犬を抱っこしようとしたとき、乳房に赤いものが見えました。よく見ると3㎜ぐらいの血の塊でした。鮮やか赤い塊でしたので、とても気になりましたが様子をみることにしました。

翌日の朝、右上乳房あたりの毛が血でべっとりしていました。パニック状態で、とりあえず病院と思ったのですが、なんとかかりつけの病院は定休日でした。

胸の血を拭こうと触るととても痛がりました。病院に連れて行くのを1日見送ったことをものすごく後悔しました。

翌日、早速愛犬を病院に連れて行きました。乳腺の腫瘍が破裂したそうです。膿が出てしまうようなら、とりあえず落ち着くかもしれないけど、手術をした方がいいと言われたのですることにしました。きれいに拭いてくれましたが、(また血だらけになったらどうするの?)触らずにそのままにして診せて下さいということでした。(もすごく不安!)

1週間後、手術しました。

 

第1回目の手術(2014年9月)

第1回目ということは2回目があるということで、実をいうと2回目からも時が過ぎたので思い出しながら書いています。

1.症状

右側の一番上の乳房に鮮やかな赤い血の塊 ⇒ 腫瘍の破裂

2.術前の病理検査結果

細胞を取って病理検査しました。

≪診断≫乳腺腫瘍
顕著な異型性や核分裂像はみられず、良性の乳腺腫であることが疑われますが、こうした腫瘍でも、まれながら転移がみられることもありますので、理想的には腫瘤の切除と組織学的検索の実施が望まれます。ただ少なくとも炎症性乳がんのような悪性度の非常に高い腫瘍である可能性は極めて低く、また肥満細胞腫をはじめとした他の悪性腫瘍の可能性も極めて低いものと判断されました。

3.手術内容

右側第1乳腺ランペクトミー(くりぬき手術)

4.入院期間

1泊2日。1日目の午前中に預けて、午後手術、2日目の夕方引き取りでした。

5.手術費用

78,000円(税込)

6.術後の病理検査結果

手術後に、細胞を検査しました。

①品種:パピヨン
②体重:5.4kg
③年齢:8歳
④性別:メス

≪診断≫多中心性乳腺腫・高度過形成
転移性のない良性腫瘍と判断されました。切除状態も良好ですので、切除後の心配はないものと思われます。ただ、乳腺の全体的な増殖傾向がみられますので、新たな腫瘍形成の可能性も否定しきれません。念のため時折は観察が望まれます。

7.手術後

抗生物質(5~10日)を飲み、局部を消毒(血が滲んだら程度)、局部は覆わない、1~2週間で抜糸と言われました。

手術後の傷の状態は順調でしたが、薬は約10日間、抜糸は2週間後でした。

毛が剃られて傷口が見えるときは痛々しく思いましたが、毛におおわれてすぐに気にならなくなりました。

 

第2回目の手術(2016年6月)

1年9か月後、しこり発見、また手術しました。

1.症状

右側第1乳腺(前回手術したところ)と左側第3・4・5乳腺にしこり

2.術前の病理検査結果

細胞を取って病理検査しました。

≪診断≫複合乳腺腫瘍を疑う
腫瘤は少なくとも乳腺由来の腫瘍性病変であるようです。良性・悪性の判定には、周囲への浸潤性や脈管侵襲の有無を組織学的に検討する必要がありますので、現段階での判断は危険ですが、少なくとも観察範囲内に炎症性乳がんのような強い悪性所見は得られておりません。なお、以前切除された病変の切除縁への露出はみられておりませんので、再発ではなく、周囲の残存乳腺部から新たに発生した病変であるものと考えられます。

3.手術内容

右側第1乳腺ランペクトミー(くりぬき手術)、左側乳腺全摘出

4.入院期間

4泊5日

5.手術費用

160,000円(税込)

実を言うとどのくらい費用が掛かるか前もって訊かなかったので、高くてびっくりしました。世間の相場はよく解りませんが、皮膚が弱くて9年近くずっと診ていただいてきた先生なので他の病院は検討しませんでした。

6.術後の病理検査結果

手術後に、細胞を検査しました。

①品種:パピヨン
②体重:5.15kg
③年齢:9歳
④性別:メス

≪診断≫多中心性乳腺腫・高度過形成
1回目と全く同じ内容でした。

7.手術後

手術後の傷の状態は順調でしたが、抗生物質は10日間、抜糸は3週間後でした。

左側の5つの乳房とその周りを全部摘出したため、左側の傷は縦に胸から足の付け根ぐらいまでありました。左側全体を横に縫い縮めたので、右側の取っていない乳房が真ん中に来てしまいました。それがとても悲しかったし、傷跡が痛々しくいつもどきどきしながら見ていました。

 

乳腺腫瘍とは

病理検査報告書では「多中心性乳腺腫・高度過形成」と書かれていますが、要は乳腺腫瘍のことです。

犬の腹部には5対10個の乳房が並んでいます。乳腺が腹部に5~7対あり、その乳腺に腫瘍ができた状態が乳腺腫瘍です。

乳腺腫瘍は8~10歳齢の老齢期になって発生しますが、若齢でも認められます。

腫瘍には良性と悪性の2つのタイプがありますが、一般的にガンと呼ばれるものは悪性腫瘍で、転移をする場合が多くあります。メス犬の約50%の乳腺腫瘍は良性であり、残りの50%は悪性です。

 

避妊手術をした場合の犬の乳腺腫瘍発生率

乳腺腫瘍は、メス犬にとって最も一般的な腫瘍であり、避妊手術を実施していないと発生率が高くなります。その発生率は以下の通りです。

• 初回発情前に避妊手術をした場合 0.5%
• 1回目と2回目の間に避妊手術をした場合 8%
• 2回目の発情後に避妊手術をした場合 26%
• 2.5歳以上で避妊手術をした場合、予防効果なし

避妊手術をしなかったのですが、避妊手術をしていたら防げたのでしょうか?

 

手術方法の選択

手術方法は以下の4つがあります。

1.しこりだけを取る。
2.しこりの周りの乳腺もとる。
3.乳腺は右側上3つ、右側下2つ、左側上3つ、左側下2つがそれぞれ繋がっているので、しこりがある場所に繋がっている乳腺はすべてとる。
4.片側の乳腺をすべてをとる。

第1回目の手術方法

2.しこりの周りの乳腺もとる」を選びました。しこりは1つだったので、3.と4.のまだ何もできていないところを切除するという決断はできませんでした。

第2回目の手術方法

右側は「2.しこりの周りの乳腺もとる」1回目の手術と同じで、左側は「4.片側の乳腺をすべてをとる」を選びました。

 

現在の状態

1年が経とうとしています。避妊手術をしていたら防げたのだろうか、あの手術方法で良かったのだろうかなどと考えますが、毛が生えて傷は隠れてわからなくなり、今は元気満々です。

愛犬の避妊手術、乳腺腫瘍手術を考える人の参考になれば幸いです。

突然口が開かなくなった!顎関節症かも?何科を受診する?

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口が開かない。冗談ではなく、突然縦に1cmくらいしか開かなくなりました。困った!

痛みはないのですが、ともかく開かない。会社で食事をするときが、一番大変でした。1cmの隙間から、食べ物を押し込みました。奥歯が動かないため前歯で噛み砕くので、食べ方が不自然になり、食事に時間が掛かりました。

実をいうと、前にも口が開きにくいことがありましたが、すぐに治りましたので、様子をみることにしました。

どうしたらいいのか、対処法はあるのか、調べてみました。症状からは顎関節症のようです。

 

顎関節症の症状

私の場合は下記の「2.口を大きく開けることができない」ですが、その症状のほかにも様々な症状があります。

1.顎が痛む

顎を動かすと顎関節以外にも頬やこめかみなどに痛みを感じる場合は、顎関節症である可能性があります。

 

2.口を大きく開けることができない

動かすと痛みを感じるため、口を大きく開けられない。そうでなくても、顎関節が異常を起こしていることが原因で口を開けることができないケースもあります。口の中に指を入れてみて、縦に指3本分入らないようであれば要注意です。

 

3.関節雑音がする

顎を動かしたときに「カクカク」と鳴る音のことを「関節雑音」と言います。痛みや口の開けにくさといった症状はなく、音だけが鳴る場合は、治療しなくても治る可能性があります。

 

4.かみ合わせに違和感がある

顎関節症になると、急に「かみ合わせがおかしい」と感じることがあります。その理由は、顎の動きが変化することによってかみ合わせが悪くなるためです。今までと違ってかみ合わせがおかしいと感じたときは要注意です。

 

5.口をしっかりと閉じることができない

顎関節内に異常が起こると、上下の歯と歯との間にすき間ができてしまいます。そのため、口を完全に閉じることができなくなる場合もあります。

 

6.全身症状として現れる場合もある

顎関節症の症状はさまざまですが、顎だけでなく全身症状として現れるケースも珍しくありません。たとえば、頭痛や背中の痛み・腰痛・難聴・歯の痛み・味覚の異常・呼吸困難といった症状があります。

 

【注意】顎関節症ではなくほかに考えられる病気
顎関節症と同じような症状の病気はほかにもあります。たとえば、発作性神経痛や慢性関節リウマチなどは顔に痛みが生じる病気です。また、親知らずによる炎症や顎関節の骨折などが原因で口が開けにくくなることもあります。

 

 

顎関節症の原因

私の場合消去法で原因を探ると、下記「1.ブラキシズム」「3.偏咀嚼」が残ります。

1.ブラキシズム

「くいしばり」「歯ぎしり」「歯をカチカチならす」などのことをブラキシズムといい、筋肉を緊張させて顎関節に過度の負担をかけダメージを与えので、最も大きな原因と言われてます。くいしばりは肉体労働や仕事などに集中しているとき無意識におこなったり、就寝中にも起こります。歯ぎしりは音のしない歯ぎしりもあります。

 

2.ストレス

仕事や家庭、人間関係などのストレス、その他精神的な緊張は、筋肉を緊張させてくいしばりを起したり夜間の歯ぎしりを起したりと、ブラキシズムに影響します。

 

3.偏咀嚼

左右どちらか一方でばかり噛む癖を偏咀嚼といい、片側だけに多くの負担をかけることになり、発症の原因になります。

 

4.顎や筋肉に負担をかける癖や習慣

うつ伏せ寝、頬杖をつく癖、あごの下に電話をはさむ、猫背の姿勢などの癖や習慣が影響します。

 

5.悪い噛み合わせ

噛みあわせについては様々論議があり、現在では多くの原因の中の一つと考えられ、偏咀嚼やブラキシズムの原因として関連していると言われています。(不良な歯列矯正や歯科治療により噛みあわせの悪さを招くこともある)

 

6.その他

歯の治療などで大きく口を開けた、顎や頸部頭などを強く打って顎関節や靱帯を損傷したなどが原因として挙げられます。

 

 

治療法

1.認知行動療法

ブラキシズムや癖など顎関節症の原因となる悪習慣やその背景をさぐり本人に自覚させ、それらを取り除くようにさせます。

 

2.物理療法

痛みの軽減のために患部を温めたり冷やしたりします。

 

3.運動療法

開口や顎を動かす訓練をして口がよく開くようにします。

 

4.スプリント療法

スプリントという歯列を覆う装具を装着することで顎関節や筋肉への負担を軽くして歯ぎしりや食いしばりの害を緩和します。

 

5.薬物療法

痛みが強い場合に薬で炎症を鎮めたり、筋肉が痛みで固まっている場合に筋弛緩剤を用いたりします。また夜間の歯ぎしりや食いしばりを抑えるために入眠剤、痛みの軽減のために抗不安薬、抗うつ薬を使用する場合もあります。

 

6.外科療法

その他の治療で症状が改善されない場合には外科療法が行われる場合もあります。関節内に強い炎症がある場合に針をさして関節内部の物質を洗い流す「関節腔内洗浄療法」、関節内で関節円板と骨の癒着がある場合にそれをはがす「関節鏡手術」などがあります。

※咬合治療
かみ合わせが顎関節症の原因なのか結果なのか、その関係はまだわかっていないとされています。かみあわせの異常が原因となっていてそれを取り除くことにより症状の改善が見込める場合には、初期段階ではごく簡単な噛みあわせの治療を行い、治療の最後に最終的な噛みあわせの治療を行います。

 

顎関節症になりやすい人

①ストレスをためやすい人
②歯ぎしりをよくする人
③歯並びやかみ合わせが悪い人
④猫背の人
⑤頬づえをつくクセがある人
⑥口呼吸の習慣がある人

 

 

対処法として自宅でできること

自宅でできる治療法は、顎関節症の原因となっているであろう歯ぎしり、噛み癖などの悪い習慣を取り除き、緊張を緩和させることがメインになります。主な治療法としては、以下が挙げられます。

1.マッサージ

顎の筋肉の痛みをとるために、顎のまわりを優しくマッサージして血行を良くします。弱った筋肉をさらに痛めることのないように力加減に注意します。

 

2.湿布

通常は温湿布を用いますが、急性顎関節症の場合には冷湿布を使用します。ただし冷やし過ぎも血液循環を滞らせてしまうので注意が必要です。

 

3.姿勢矯正

猫背になっていたり、顎を突き出すような姿勢になったりしていないか、立っている時はもちろん座っている時にも気をつけましょう。長時間にわたって同じ姿勢をとり続けることのないように、時々ストレッチをして緊張をほぐすようにします。

 

 

何科を受診したらいいのか?

1.歯科

一番分かりやすいのでは歯科です。 顎は歯に関係しますので、歯科を思う方も多いでしょう。 しかし歯科は歯の専門家であって、関節の専門家ではありません。 そのため顎関節のことが分からない歯科医も多いのが現実です。 顎関節症に詳しいかどうかを尋ねる必要があります。

 

2.口腔外科

一般にはあまになじみがない診療科目です。 字からすると口腔(口の中)の外科(手術などをするか)のように思いますが、 範囲は結構広いです。顎や顔なども診る科です。歯だけではなく、交通事故などの外傷や顎の変形、 口腔粘膜や唾液腺なども範疇に入ります。

 

3.整体・カイロプラクティック・鍼・灸の治療院

一般的に整体・カイロプラクティック・鍼・灸は、肩こりや腰痛の時 行く治療院だと思いがちですが、実は顎関節症にも詳しい治療院があります。 しかし、歯科と同様、顎関節症に詳しい治療院と詳しくない治療院とがありますので、尋ねる必要があります。

 

4.精神科・心療内科

精神的ストレスが原因で顎関節症になることがありますので、 そのような方には精神科や心療内科もお勧めできます。 しかし、顎関節症の原因が精神的ストレス以外にもある場合は、 やはり顎関節症が詳しい歯科・口腔外科・整体など行くことが必要となります。

 

結局何科?

顎関節症の専門医は口腔外科で勤務していることも多いので、まずは専門医のいる口腔外科を受診し、自分の症状の原因と適切な治療法をみつけてもらうのがいいかもしれません。治療内容によっては、一般歯科や整形外科への通院となることもあります。筋肉のこりが原因であれば、治療院の施術で症状が改善することもあります。

何科に行くにしても、顎関節症に詳しいかどうかを尋ねてから受診しましょう。

 

何もせず治った!

結局、病院へは行きませんでした。対処法もせず、不自由な食べ方をして1か月ほどたちました。不自由で不自然な食べ方に慣れたころ、気が付いたら口が開くようになっていました。

消去法で消しましたが「ストレス」が原因だったのでしょうか?特に思いつく「ストレス」はありませんでしたが、治りました。結局原因は全くわかりませんでした。

【体験談】味覚障害になった。とにかくまずい。治らないこともある?

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ある日突然、それはやってきた。まずい、ともかくまずい、比喩ではなく「砂を噛む」ような感じでした。言葉に表すことのできない不思議な感覚で「砂を食べている」「ゴムを食べている」ような感じで、食事は苦痛そのものでした。

ただでさえ、痩せているのに体重がへってしまったので、無理やり食べていました。さすがに我慢できなくなって病院へ行くことにしました。

味覚障害でした。

 

覚障害ってどんな感じ?

①味覚減退: 味覚が低下した状態、味を感じにくくなる 。
②無味症: 全く味を感じない。
③自発性味覚異常: 何も口に入っていないのに味を感じる。
④乖離(かいり)性味覚障害: 特定の味覚(特に甘味)だけを感じない。
⑤異味症: 本来の味と違う味を感じる。
⑥悪味症: 何を食べてもおいしく感じられない。

私の場合は、でしょうか?

 

覚障害の原因

1.加齢による味蕾は減少・委縮

老化とともにこの味蕾は減少・委縮することが分かっており、高齢者の味蕾の数は新生児の3分の1にまで減少するといわれています。よって味が感じにくくなることは生理現象であるともいえます。

 

2.食生活偏りによる亜鉛が不足

亜鉛が不足すると味蕾細胞の新陳代謝が起こりにくくなり、味蕾の働きが悪くなります。味蕾は体の中でも新陳代謝の活発な部位であり、亜鉛が不足すると一番に影響をうける場所であると言われています。食品添加物の多い食品は亜鉛の吸収を妨げるものもあるので、ここ最近若者に味覚障害が増えているのはそれも原因として考えられます。

 

3.口腔・のどの病気による味覚障害

舌炎やカゼによる咽頭炎等、口腔・のどの病気でも味覚障害が起きます。また、シェーグレン症候群など唾液分泌が低下し、口内が乾燥すると味覚障害を来します。この場合、唾液の分泌を促進する薬や人工唾液を使用します。喫煙も味覚に悪い影響を与えます。

 

4.脳の障害による味覚の感覚神経へのダメージ

舌を支配している神経や脳の味覚をつかさどる部位が障害された場合です。

 

5.風邪などによる嗅覚の低下

味覚と嗅覚は密接な関係にあります。そのため、鼻づまりなどで嗅覚が低下すると味がわからなくなることがあるのです。

 

6.薬の副作用

血圧を下げる薬、抗生剤、抗アレルギー剤や向精神薬などの長期服用によって起こされる可能性があります。これらの薬に含まれる成分と食物中の亜鉛がくっついてしまい、亜鉛が吸収されなくなることにより亜鉛不足となってしまうのです。また、味覚障害は抗がん剤の副作用でも起こります。これは、抗がん剤によって舌の味蕾そのものや神経が障害を受けることで起こります。

 

7.心因性のもの

味覚はあくまで脳が感じているものなので、味覚は心因的な要素に影響を受けやすいといえます。日常生活に支障をきたしている場合はカウンセリングが有効な場合があります。

 

原因で思い当たるものは全くありませんでした。味覚障害になったのは若い頃の話ですので、加齢でもなく、7月頃で風邪もひいていませんでした。

 

味覚障害のとき何科を受診したらいい?

①耳鼻咽喉科:味覚だけに異常があり他にはこれといった症状がない
②内科:糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病の持病がある
③心療内科(精神科):味覚以外にも体の不調を感じる
④歯科・口腔外科:虫歯などの治療中である
⑤味覚外来:症状が深刻な場合・専門医に診察してほしい

 

何科を受診したらいいのか、わからなかったので、とりあえず総合病院の予約をしながら、受付で確認しました。

とりあえず、耳鼻咽喉科で他の科の受診が必要なら回してくれるとのことでした。こういう時は総合病院は便利です。

 

治療法なし?

味覚障害の治療薬として認可されているものは、今のところありません。味覚障害の約7割は亜鉛欠乏が関係しているとされており、亜鉛製剤を処方されることがほとんどです。実際に、亜鉛製剤を3~6か月服用した患者の6~7割ほどに味覚障害の改善がみられたとの報告もあります。

 

治らないかも?

治療法は亜鉛を飲むことだけでした。亜鉛を飲んで効果がなかったら、もうどうすることも出来ないと言われました。味覚障害は治らないこともあるそうです。

症状がでてしばらく放っておくと、さらに治る可能性が低くなるともいっていました。

料理は、料理本の調味料の分量通りにしました。家族は何も言いませんでしたが、味噌汁などは適当に作っていたので、濃いときや薄いときがあったと思います。

 

ある日突然気が付いた!

だんだん物凄いまずさに慣れたころ(実際はまずいものをすばやく食べることが習慣になったころ)、突然気が付きました。あまり、まずくないかも? 亜鉛を飲み続けて2か月ほど立っていました。

まずいと思いこんで素早く食べていたので、ひょっとしたら少し前からよくなっていたが、気が付かなかった。それに突然気が付いたという感覚でした。

まずくないと思うと不思議と感覚が戻ってきたような気がしました。そうしていつの間にか元に戻りました。

あれから数十年たちましたが、特に症状はなく、思い起こしても原因は全くわかりません。

胃カメラ鼻から?口から?それより胃粘膜下腫瘍って何?体験談

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会社の健康診断のバリウム検査結果で所見ありだったので、会社の診療所の先生の紹介状を持って近くの病院へ行きました。

当然、胃カメラを飲むことになりました。「飲む」と書きましたが、鼻からなら「入れる」です。胃カメラも進歩しました。

 

胃カメラ鼻から

15年ほど前に口から胃カメラを飲んだことがありました。麻酔液を喉に溜め麻酔が効くまで待つのですが、気持ち悪く麻酔液を吐いてしまい、やり直した記憶がありました。胃カメラ自体は先生が上手だったおかげか全く問題ありませんでした。でも15年も前のことです。今は麻酔液も変わったかも。

私: 
「15年ほど前に口から胃カメラを飲んだことありますが、口の麻酔液が気持ち悪くで大変でした。でも今はむかしと変わって麻酔液も良くなりましたよね?」

先生:
「いや、あまり変わってません。」

鼻からの胃カメラを予約しました。

血液検査を受け、甲状腺機能も調べてもらうことになりました。検査結果は、検査日に訊くことにしました。

 

検査当日

右の鼻から入れることにしました。

小さい管から順番に入るかどうか確認しました。管に液体をかけます。その液体が口の中に入ってくるので、少し気持ち悪いです。一番小さい管はすぐ入りました。少し大きい2番目の管はきつく、やっと入りましたが、苦しい感じでした。更に少し大きい管はむりやりという感じで入れましたので、少し痛みました。胃カメラは3番目の管より大きいそうです。

ここまでの準備は看護師さんが行いました。

看護師さん:
「3番目の管がやっとだったので、入らないかもしれませんが、これから先生が胃カメラを入れてみます。入らなかったら口からになります。」
「今回は右の鼻から試しましたが、次回するときは、左の鼻から試してみて下さい。右の鼻はだめでも、左の鼻は入ると言うこともあります。」

私:   え~、そうなの?右がダメなら、左だってだめじゃないの?
「はい、わかりました。」

看護婦さん:
「ピロリ菌の検査もするんですか?」

私:
「はい、検査することにしました。」

先生がやってきました。やはり、胃カメラは鼻に入りませんでした。

 

結局胃カメラ口から

結局、口から胃カメラを飲むことになりました。しかし、鼻用の胃カメラは口用より小さいので、口からなら楽ですと言われました。

麻酔液は、思ったより気持ち悪くありませんでした。

カメラが喉を通るときはとても辛かったですが、喉を通ってしまった後は、我慢できる程度でした。鼻用のカメラなので、小さいからでしょうか。

カメラが映していく胃の中の画像を見ながら、検査していきます。

ピロリ菌は2か所組織をつまんで取りました。取られた感覚はありませんでした。

 

なにか写っている

なにか丸い突起物が1つ写っていました。

 

診断

先生:
「血液検査の結果で甲状腺の異常はありませんでした。ピロリ菌もありませんでした。 ・・・・・・の数値が高いですが、・・・・の数値は低いので、総合的にみて問題ありません。」
「5mmの粘膜下腫瘍です。粘膜の下にある腫瘍なので、内視鏡で取ることはできません。取ると穴が開いてしまいます。3cm以上になったら、開腹手術をします。年に1回胃カメラで経過を見て下さい。」
「紹介状がありましたので、検査結果は会社の先生に報告しておきます。」
「もし、来年も胃カメラをうちの病院で受けるようでしたら、来月隣のビルに引っ越しをしますのでお知らせしておきます。隣のビルですからすぐわかると思います。●×塾の2階です。」

私:    粘膜下腫瘍って言った??? いっぺんにたくさん言われると忘れちゃいます。
「はい、わかりました。」 わかってないけど、質問も思いつかない~

 

やっぱりなんて言われたか忘れた

お買い物をして家に帰ったら、「腫瘍」しか覚えていませんでした。

ネットで「胃」「腫瘍」で検索。粘膜下腫瘍って言ったっけ?思い出せないけど、それしかなさそうだから、たぶんそれかな?

そういえば、会社に報告するとか言っていたような?

数週間後、会社に確認したら、胃粘膜下腫瘍でした。

 

胃粘膜下腫瘍

調べてみました。

1.胃粘膜下腫瘍とは

胃粘膜下腫瘍は、腫瘍(病的な細胞が増殖したもの)が粘膜の下に存在していて、正常粘膜に覆われているので正常粘膜が盛り上がっているように見える病変です。胃粘膜下腫瘍は、腫瘍が正常粘膜に覆われています。胃の表面に顔を出している場合もあります。

 

2.症状

ほとんどの場合は無症状です。多くの場合、検診のバリウム検査や胃カメラで偶然に見つかります。腫瘍が表面に顔を出している場合は、そこから出血をして、血を吐いたり、便が黒くなったりすることがあります。

 

3.種類

様々の種類の細胞が粘膜の下で腫瘍化したものを総称した診断名です。治療不要な良性病変から、治療をしないと命に関わる悪性病変まで多様です。ある遺伝子変異が陽性のものはGIST(ジスト)と呼ばれています。

 

4.診断

通常、胃X線造影検査や内視鏡検査で診断します。内視鏡の先端に超音波装置のついている超音波内視鏡を用いると、粘膜下腫瘍を断面図で見ることができます。さらに、超音波内視鏡で位置を確認しながら、腫瘍に針を刺して細胞を採取する超音波内視鏡下穿刺生検法では、細胞レベルで診断を行うことができます。腫瘍が顔を出している場合は、通常の内視鏡で組織を採取することが可能です。

CT検査やMRI検査でも内部の性状や腫瘍の拡がりを調べることができます。このような検査を組み合わせて総合的に診断します。

 

5.治療

治療の必要のないものから、手術切除や化学療法が必要なものまであります。

 「GIST(悪性腫瘍)診療ガイドライン」において、有症状あるいは 5.1 cm以上のしい胃粘膜下腫瘍、 もしくは生検にてGISTと診断されれば絶対的な手術適応となります。 逆に、腫瘍径が2 cm未満で、潰瘍形成、辺縁不整、増大傾向などの悪性所見がなければ年1~2 回の画像検査による経過観察とされています。

 腫瘍径2 cm未満であっても、増大傾向を示す場合や内視鏡上悪性所見が認められた場合は手術適応となり得ります。逆に,腫瘍径が2~5 cmで あっても精査にて悪性所見を認めない場合は経過観察が許容されます。日常臨床においては、患者の耐術能や治療に対する希望も勘案し総合的 に決定されているのが実情です。

 

ガイドラインを考える

先生は腫瘍径3cmになったら手術と言っていましたが、ガイドラインは2cmとなっています。ですが、2cm未満でも急激に大きくなるとか、粘膜の表面に潰瘍があるとかの悪性所見があった場合は手術ともあります。小さいうちは増大傾向があるかないかで、5.1cm以上は手術というイメージのようです。

 

結論

5mmなので、1年後の検査で大きさを見ることにします。もちろん、症状がでればもっと早く検査しますが、「ほとんどの場合は無症状」とあったので、1年後に胃カメラを左の鼻から挑戦します。

また、1年後お会いしましょう。

追記⇒胃粘膜下腫瘍は育っているか?恐怖の胃カメラ!1年後体験談