WordPressでブログを作成する時や写真を利用する時などにDropboxを利用しています。
1.WordPressのバックアップ用ブラグインUpdraftPlusの保存先に。
2.パソコンのスクリーンショットの保存先に。
3.スマホで撮った写真をパソコンに転送する時に。
4.パソコンで保存されている写真をスマホに転送する時に。
Dropbox Basic という無料プランでは2 GB までファイルのデータを保存できます。
WordPressのバックアップデータ量が一番多いとは思いますが、ブログで使用する写真や印刷したい写真、記念に取っておきたい写真をスマホからパソコンに転送するための一時的な保管場所としてDropboxを利用しているので、2GBの容量で十分でした。
それが、突然「容量不足になっています。アップグレードをして下さい。」というような赤い文字のメッセージがでました。
あわてて写真を消しましたが、メッセージは消えません。
Dropbox デスクトップ アプリ画面をよく見ると、アプリ・カメラアップロード・スクリーンショットのファイル、Transcend(USBメモリ)や外付けドライブなどのアイコンの上に今まではなかった緑のチェックが付いていました。パソコンの知識が豊富なわけではなく、ブログのためにその都度調べながらパソコンを使っているので、理解しているわけでもありません。「私は何か変な事をしてしまったのでだろうか?」と頭を抱えてしまいました。
嘆いていても仕方がないので、とりあえず緑のチェックを調べましたがよくわかりません。そこで解決策を探すべく、Dropboxを始めた時のように改めて勉強することにしました。
Dropboxとは?
Dropbox はデータをパソコンやスマホなど手元にあるデバイスではなく、Dropbox のサーバーに自動保存するためのサービスです。
必要なデータを様々なデバイスからアクセスできる
同期することにより、複数のデバイスでファイルが同じ状態になるので、様々なデバイスからのアクセスが可能になります。
同期とは、異なるデバイス、環境間で同じファイルが保存されている状態のことです。どこかで最新のファイルに更新されると同期中のデバイスは全て最新のものに自動更新されます。
データ喪失に備えたバックアップ
手元にあるデバイスはハードディスクのクラッシュや紛失、盗難など物理的な要因、また操作ミスによるデータ喪失のリスクが付きまとい、バックアップが必要となります。Dropbox はオンライン上に設けられた自分専用スペースにデータを保管し、削除してしまったファイルや保存前のファイルは 30 日間保存されます。これにより、フォルダ・ファイルの自動的なバックアップをすることができます。
スクリーンショットや画面の録画を自動的に保存
スクリーンショット機能を使用すると、スクリーンショットや画面の録画を自動的に Dropboxフォルダ「スクリーンショット」に保存することができます。
スマホの写真を自動保存することが可能
Dropboxアプリには、写真や画像をアップロードする「カメラアップロード」機能があります。
スマホに Dropbox アプリをインストールし「カメラアップロード」機能を有効化すると、スマホで撮影した写真や動画を自動的に Dropbox にアップロードすることができます。
Dropbox にアップロードされたスマホの写真は、同期したパソコンの「カメラアップロード」ファイルからUSBメモリに保存したり印刷することができます。
パソコンの写真をスマホに保存することが可能
スマホの Dropbox アプリから同期したパソコンの写真をエクスポートすることによって、スマホの写真フォルダに保存できます。
ミスでファイルを削除、上書きしても復元できる
Dropbox にはバージョン履歴という機能があるので、ファイルの削除や上書きをした後でもその前の状態に復元することができます。
突然現れた謎の緑のチェックは何?
チェックマークが付いた緑の円のアイコンをDropboxのホームページで調べると、
「ファイルがDropboxに正常にアップロードされると、そのファイルのアイコンの上に緑のチェックマークが付きます。」
これが事実だとすると、今までは正常に機能していなかったということになります。
この緑色のチェックマークが付いたので正常にアップロードされるようになったようです。
Transcendや外付けドライブのアイコンの上には今まで緑のチェックがなかったので、アップロードされていなかった。緑のチェックが付いてアップロードされたので、当然データ量が増えたということがわかりました。
思い起こせば
2. それでパソコンにUSBメモリ(Transcend)を接続し、Dropboxの中の写真をUSBメモリに移動したので、Dropboxの中のデータを減らしたと思っていました。しかし(今までは緑のチェックが付いていなくて同期してなかったが)今回はチェックが付いていたので、同期によりDropboxの中のデータ量は元々USBメモリに入っていたデータ量分が逆に増えてしまいました。
3. それは外付けドライブについても同じで、同期によりDropboxの中のデータ量も増えてしまいました。
今まで緑のチェックがなかったのに突然チェックが付くようになった原因はわかりませんが、結果的に容量超過して、「アップグレードをして下さい。」のメッセージが出ることになったと考えます。
解決策は?
同期してデータ量が逆に増えてしまったので、当然写真を少し消しただけでは容量は減らず、赤いメッセージは消えませんでした。
バックアップ機能を無効にする
Dropboxにはバックアップ機能があり、その設定をするとパソコンのフォルダを自動的にサーバーに同期します。「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ダウンロード」のフォルダが Dropbox アカウントに直接バックアップされるようになります。
「デスクトップ」、「ドキュメント」、「ダウンロード」のバックアップは、同期によりDropboxのデータを増やすことになり不要なので、設定を変更することにしました。
パソコンのバックアップをオフにするには:
1. Windowsメニュー バーにある Dropbox アイコンをクリックします。
2. プロフィール写真またはイニシャルをクリックします。
3.[基本設定]をクリックします。
4.[バックアップ]タブをクリックします。
5.「デスクトップ」や「ドキュメント」フォルダなどをDropboxに自動的にバックアップの[設定]をクリックします。
6. Dropbox へのバックアップを停止するフォルダのチェックボックスをオフにするか、[後で]をクリックします。
スマホの自動のカメラアップロードをオフにする
スマホのDropboxアプリには「カメラアップロード」という機能が搭載されています。カメラアップロードをオンにしておくとスマホとDropboxが同期して、撮影した写真や保存した画像・スクショが勝手にアップロードされるようになります。
写真が勝手にアップロードされてしまうとデータ通信量やDropboxの容量を消費してしまいます。Dropboxの自動のカメラアップロードをオフにし、必要な写真だけアップロードする設定に変更します。
スマホのDropboxアプリの自動のカメラアップロードをオフにするには:
1.スマホのDropboxアプリを開きます。
2.人物のアイコン(アカウント)をタップします。
3.[カメラアップロード]をタップし、オフにします。
手順の記述しませんがパソコン側からも出来ます。
Transcendや外付けドライブとの同期を解除
Dropbox デスクトップ アプリを開いて、無視するファイルかフォルダを右クリック →[dropbox.com と同期しない]をクリックします。
Transcend(USBメモリ)や外付けドライブのアイコンの上の 緑のチェック⇒灰色のマイナスに変わり、同期しなくなります。
⇒
同期済みおよびローカル
チェックマークが付いた緑の円のアイコンは、ファイルまたはフォルダが完全に同期され、ローカルであることを示します。「同期済み」とは、このファイルまたはフォルダに加えた変更が、Dropbox 内のファイルにアクセスするすべてのデバイスで反映されることを意味します。「ローカル」とは、インターネットに接続していなくてもファイルまたはフォルダを使用できることを意味します。
無視するファイル
白いマイナス記号が入った灰色の円は、ファイルが無視することを意味します。これは、パソコンの Dropbox フォルダ内に保存されたファイルが、dropbox.com や Dropbox サーバーでは保存されていないことを意味します。
Dropboxの中のデータを削除
アプリ・カメラアップロード・スクリーンショットのファイルの不要なデータを削除します。もちろんパソコン側で削除することも可能ですが、ここではスマホ側で削除する方法を紹介します。
スマホのDropboxアプリのファイルまたはフォルダを削除するには:
1.スマホのDropboxアプリを開きます。
2.削除するファイルまたはフォルダの横にある[…]をタップします。
3.[削除]をタップします。
赤いメーセージが消えました!無料で使えるってなんて素敵なんでしょう。